「ポイ活」歴15年の筆者が考える最も効率的な方法は、支払を1枚のカードに集中させ地道に継続すること。
「ポイ活」には大きく2種類に分けられます。
一つは、クレジットカードや電子マネーなどの利用に伴い、一定割合のポイント等が与えられるもの。もう一つは特定のショップや系列の店舗等で買い物をした際に、その金額に応じてポイント等が与えられるもの。です。
よく似ていますが、前者は利用店舗は関係なくクレジットカード会社や電子マネーの運営会社が、決済手数料等を原資として与えられるものに対して、後者は利用店舗等が独自の施策として実施しているものという違いがあります。
したがって、消費者としては、買い物をする際、店舗と電子マネーとクレジットカードを考えて組み合わせることで、3重にポイントを取得できる可能性があります。
例えば、A店でB社の電子マネー(Bマネー)で支払し、BマネーをC社のクレジットカード(Cカード)でチャージすると、A店のポイント、Bマネーのポイント、Cカードのポイントと最大3種類のポイントを一度に取得できる、という構図です。
ただし、Bマネーへのチャージについては、カードや電子マネーによってポイントが付くもの、付かないものがあるほか、Bマネーの利用でポイントが得られるA店の組み合わせを探すが結構大変なうえ、その店だけで大量の買い物をすることは難しいかもしれません。
私は、JALカードがメインカードで、イオン系列の店をよく利用するため、JALカードからWAONにチャージして支払いしますが、その際、イオンの株主優待カードも利用することで、3重取りをすることがあります。

(ただ、イオンは、通常時はJALカードの特約店のためカード決済分だけで3重取りと同程度の特典を得られます。しかし、お客様感謝デーなどのイベント時はWAONでの支払の方が合計還元率は高くなることがあるため、使い分けられるよう準備しておいた方がよいと思われます。)
私は、15年くらい前からこのような手法を使ってきました。 私の場合は、ポイントというより航空会社のマイレージに変えることで、多くの特典無料航空券を頂きました。
特に出張や旅行が多いというわけではないのですが、還元率を考えるとやはりマイレージが最も有利と考えるからです。
現在、クレジットカード利用に応じたポイントの還元率は、高いところで1%前後ですので1万円利用して100円割引という形です。航空会社のマイルの場合も、やはり1%ですので、1万円利用して100マイルの付与となりますが、その後の航空券への交換割合がさらに重要となります。
例えば、JALの場合、香港、台北等の東アジア方面の特典航空券は往復2万マイルですが、実際に購入する場合2万円では買えません。季節にもよりますが、仮に購入した場合に4万円したとすると、1マイルの価値は2円となりますので、カードで1万円利用した場合の還元率も2%となります。
とはいうものの、飛行機なんてそうそう乗らない、という方は楽天やヤフーといった現金還元のカードの方がいいかもしれません。

さて、肝心のポイントの貯め方ですが、まずは、1枚のクレジットカードにすべての支払いをできる限り集中させることです。
計算上は、月15万円の生活上の買い物をカード決済とすれば、年間180万円の利用となり、18,000ポイント(マイル)が獲得できます。マイルであれば、もう少しで東アジア往復が可能なレベルです。
ただ、注意すべき点は、カードの年会費の金額と、制度改悪の問題です。
18,000円相当のポイント付与を受けても、カード会費が2万円なら赤字となってしまい本末転倒です。
還元率ばかりに気を取られないよう注意してください。
次に、制度改正・改悪の問題です。
以前、電子マネーのPayPayが発足した際、大々的な還元が注目され、一気に利用者が増えましたが、その後徐々に縮小され、今となっては魅力を感じない状況になりました。
いったん、カードを切り替えると、電気代や通信費等、変更手続きが面倒ですので、あまり目先の特典等に惑わされず、過去から長期間制度が変わっていないカード等を選んだほうが良いと思います。
いずれにしても、常に情報収集が必要とはなりますが、節約術のなかでは欠かせないテクニックになりますので、興味をもって調べてみることを強くおすすめします。



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