たかが中学受験、成績が芳しくなければやめればいいと軽い気持ちで入塾したが最後、3年間の厳しい生活がはじまります。
小学校の4年次は、まだ勉強漬けということはありませんでしたが、遊びたい盛りの子どもに机に向かわせることから思い通りには動いてくれません。
そんなときに、頼りになるのが、塾の先生と友達でした。私が直接塾の授業を聞いたことはありませんが、よほど教え方がいいのか、大量の宿題が出されても、何とかこなして、嫌がることなく通ってくれました。
また、その塾は1学年15人くらいの少人数でしたが、頻繁にテストがあり、友達と競い合いながらゲーム感覚で高得点を狙うことに、楽しさを感じていたようで、そのことも親としては助かりました。
実をいうと、4年生のころはとても私立の中高一貫校を狙えるような成績ではありませんでした。入塾テストには通ったものの、15人の塾生としてふさわしくないのではないか、ほかの子たちの足を引っ張るか、我が子が劣等感で苦しむのではないか、と気が引く思いで通わせていました。
ついていけないようなら、いつ辞めることになってもやむを得ないし、辞めればいいや、と考えていました。 しかし、本当は、中学受験の決定は、実は親も子どもも後戻りできない、非常に重い決断なのです。
後になって甘かったと痛感することになります。
ただ、中学受験にそこまで深く考えもないままに、塾の先生から、全然心配する必要はありません。真面目に勉強に取り組んでいるので見守ってください。との言葉を頂き、無邪気に喜び、ほっとしたのも事実です。
こうして、子どもの優劣が成績という形で、非常に明確に判断され、家庭内に常に大きな火種を抱える生活に突入することになりました。



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