子どもがまだ幼なければ自分に適した職業を見つけなさい、というのは無理があると思います。しかし、大きくなって自分の目指す将来を発見してから、必要な学力等を身に付けるのでは手遅れとなる可能性があります。 そこで、親として、子どもが自分の将来を見つけるまでの間、どのように教育すべきか悩むことになります。
子どもの将来と学力
親としては、やはり子どもたちにしっかり勉強してほしい、との思いがあります。
それは、将来、豊かな生活を送れる可能性を高めるために学力をつけておくことが最も効果的で容易だと思うからです。
例えば、子どもがプロ野球選手になりたい、YouTuberになりたい、ピアニストになりたい、という夢を実現させて、豊かな生活を送る、ということも可能性は0ではありませんが、非常に狭き門を厳しい競争を勝ち抜ける必要があります。
もちろん、子どもの適性や才能から、狭き門であっても実現できそう、あるいは実現させたい、と思うのであればそれに越したことはありません。
しかしながら、なかなか厳しい現実の前に、断念する人が多いのも事実です。
一方で、学力をつける、という方法は、努力さえ怠らなければ誰にでもでき、特段の才能を必要としませんし、プロ野球選手などと比較しても負担は軽いと考えられます。
また、高い学力を身に付けて高いレベルの大学に入ることは、多方面の就職、職業の選択肢を確保できます。要するに、子どもが「●●になりたい」、と思ったときに、学力があれば、多くの場合、夢の実現に近づける、ということです。(絶対とは言い切れませんが。)
子どもに勉強をやる気にさせる方法
ただ、子どもにとって、
「なぜ勉強する必要があるのか?」
「嫌なのにしなければならないのか?」
という気持ちは当然大きいと思います。
本当なら、小さいころから、できるだけいろんな体験等をさせて、興味のあるものを理解し、将来なりたい職業ややりたい仕事などを見つけてくれると、そのために勉強が必要、という目的意識をモチベーションにできるのでしょうが、実際にはなかなかそううまくはいきません。
うちでも、どのように子どものモチベーションを高めるか考えながら 「キッザニア」に連れて行ったり、SNSでいろんな職業を教えたりもしましたが、まだ、決定的な将来の目標を持つには至っていません。
当初から、難しいことはわかっていました。
私自身も小さいころに、なりたい職業なんて決められませんでしたし…。
そこで、少々強引かもしれませんが、子どもたちが小さいころからあえて医療関係の職業について細かく教えてきました。
医療関係の職業を教え込むこと
医師、看護師、療法士、薬剤師等。
うちの家系的には全く関係しませんが、あえて子どもたちに意識づけるよう努めてきました。
なぜか。
医療関係は、仕事の内容がわかりやすく、直接的に人の役に立ち、人から喜ばれるであろうということも理解しやすいため、目標として子どもたちが設定しやすいと考えたからです。
一方で容易になれるものではなく、それこそ必死に勉強する必要があります。
また、仮に、将来自分で目指す道が変わったとしても、理系・文系の区分はあるかもしれませんが、高いレベルを目指して勉強していれば、方向転換も十分可能であろう、という思いもありました。
こうして、長女、長男とも、幼稚園段階では、人から聞かれると「医者になりたい」というようになり、今でも、幼稚園が撮影したビデオ映像にもその記録が残っています。
まるっきり、親に言わされているようで、少々申し訳ない気持ちになるのですが、「なんで勉強なんかしなくちゃいけないのか」という疑問に対する答えを子どもたち自身が見出してもらいたい、というだけの思いからであり、子どもたちが結果的に医者になりたくない、と考えたときには、そのときに自分の思う道に方向転換すればいいと考えています。
受験勉強中の現在
子どもたちは大きくなり、現在、長女は高校3年、長男は中学3年となっていますが、長女は過去の影響をもろに受けたまま成長し、今、医学部に入りたいと一生懸命勉強しています。
長男は小学生くらいまでは医者になりたい、と言っていましたが、最近はわからない、と目標をまだ模索中、という状況です。
誤解のないように補足しますが、私としては、子どもたちに医師になってほしい、という強い思いはありません。 ただ、一生懸命勉強する気にするための誘導策として医師等を勧めたということです。
実際に、医学部を目指すとなると、学校や塾のクラスがハイレベルとなったり、説明会やオープンキャンパスへの参加などでさらに医師になりたい、という気持ちが高まってくるようです。
問題は本人の学力がまだまだ必要な水準に達していない、という部分なのですが…。



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